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この手の映画は、地元にはなかなかこない。
ですが来てくれたのでさっそく観てきました。
ドキュメンタリー映画に近い内容は、読んで字の如く「手に汗握る」映画でした。
環境活動家とは
日本ではあまり馴染みのない「環境活動家」
個人的に映画で思い出すのは「グリーンインフェルノ」や「エリン・ブロコビッチ」ぐらいですが…
- 地球温暖化
- 森林伐採
- 動物の乱獲
など、地球破壊に繋がる環境汚染や気候変動の事を世間に訴える活動家の事です。
海外では、動物保護や森林伐採に対しプラカードを持ちデモ行進をする姿もよくニュースで見ると思います。
今回の映画はそんな「環境活動家」達が主人公なのです。
石油精製工場による環境破壊を止める為に立ち上がるZ世代
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どうやらこの物語には、原作が存在し放題は「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」だ。
自分はこの件にとても疎い。
調べると、石油精製工場では現在も人が生活する為に必要不可欠に動いているのだが、石油を大量に精製することで排出される多くのCO2が問題になっている。
つまり二酸化炭素が多く生み出されているわけです。
こう書くとだいたいわかると思うのですが、地球温暖化に繋がる行為として問題視されている一つというわけなのです。
そこで最も注目すべきは「企業が貪欲になり、必要以上にエネルギーを生み出すことで多くのCO2を排出している」ことだそうです。
この映画でも冒頭では、若者たちが口々に言っていた事があり…
環境破壊をわかってて、利益を得る為だけに余計にエネルギーを精製しているそうだ。
そして潤った企業の者たちが、高級車に乗り回して羽振りのいい生活をしている。
だがその反動で地球温暖化が進み、低所得者などスラム住まいの者達への生活に悪影響を及ぼしているとZ世代の者達が訴えているわけなのです。
そして、ある計画を実行することに。
「石油精製工場の要であるパイプラインを破壊することがメッセージに繋がるのではと…」
短絡的かもしれないが、まさにZ世代だからこそのメッセージであり、この映画のメッセージでもあるのだ。
緊張感が走るパイプライン爆破計画!
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この映画では、若者たちの動機とされるシーンと、爆弾設置からのパイプライン破壊までのシーンが交互に展開する。
テキサス州という広大な砂漠に広く聳えるパイプラインの姿。
彼らは巨大な爆弾を用意し、パイプラインに括り付け爆破する計画を立てる。
その計画は綿密に計画され、彼らなりのルールの元に計画されていた。
だがその爆弾のほんと大きい事…。
数人がかりで運ばないといけないくらいの大きさと重量なので見てて大変そうだ。
だいたい爆破する映画はダイナマイトやC4が使われているのがセオリーでしたが、本当に大きい。
しかも宙に浮いたパイプに括り付けるので、4、5人で持ち上げこちらも力が入る。
シンプルに爆破するまでの物語ですが、
企業の警護に見つかるかもしれない…
空に浮かぶドローンに見つかるかもしれない…
そんな状況下での潜入ミッション。
とにかくハラハラし、いつのまにかエンドロール…
というわけで今作、劇場で観るべきかどうかですが…
- 環境破壊の増長を止めたいZ世代の爆破計画はスクリーン映え。
- 若者達が実行する潜入破壊ミッションは、今の時代だからこそ観るべき。
- あの巨大な爆弾はできれば映画館で観てほしい。
以上くろいぬでした。