碁盤斬り の感想（2024-5-17鑑賞）

白石監督による時代劇は「草彅剛」をまた開花させた。
貧乏長屋に住む、なかむつまじい親子がそこに居た。
囲碁が殺陣として成立する世界。
1. 碁盤という戦場が全てを物語る。

白石監督による時代劇は「草彅剛」をまた開花させた。

「時代劇には無限の可能性があると思います」『#碁盤斬り』白石和彌監督【インタビュー】 – https://t.co/R1b6xuRLvp #中川大志 #加藤正人 #國村隼 #柳田格之進 #清原沙耶 #白石和彌 #真田広之 #碁盤斬り #草なぎ剛 pic.twitter.com/nwI0Q8wP1f

— エンタメOVO（オーヴォ）編集部 (@EntameOVO) May 17, 2024

白石和彌による時代劇はどう魅せるのか？

そう期待しながら観てきました。

自分は白石監督作品は大好きで、下記作品どれを観てもハードな背景で、人の心情の表裏を描いた作品が多く、そして主演を助演も光らせいつまでも脳裏に残る物語が多い。

アマゾンプライムビデオにて配信中▼

※配信期間は未定であり今後レンタルに移行、配信停止の可能性もあります。

思えば、凪待ちの主演は香取君だったけど、もともとジャニーズだったという面影をふっとばし一人の俳優として際立てる監督の力量に脱帽だったりする。

今作「碁盤斬り」も同じ事が言え、草彅君の静寂からやってくる嵐のような演技は見事だった。

貧乏長屋に住む、なかむつまじい親子がそこに居た。

⚫️父娘の強い絆を感じて⚪️#草彅剛さん主演映画『#碁盤斬り』が明日5/17(金)全国公開🎥
歴史に刻まれた古典落語の名作を豪華キャストで完全映画化！
今号の表紙を飾っていただいた #清原果耶さんも娘・絹を熱演しました👘

6月号では #白石和彌監督にインタビュー🎤https://t.co/xAuQLCKsIC pic.twitter.com/Swxje1qeks

— ロケーションジャパン編集部 (@locationjapan) May 16, 2024

貧乏長屋で、娘との二人暮らし。

普段は生真面目で物静かな男「柳田格之進」を演じる草彅剛。

そしてその娘、「お絹」役として清原果耶が演じている。

普段はおとなしくとも、いざ「囲碁」のこととなれば話は別の父。

そんな父に慣れている物腰がとても自然で違和感はない。

いい意味で時代劇にありそうな親子がそこに居たのである。

囲碁が殺陣として成立する世界。

\5/17(金)～いよいよ公開迫る『#碁盤斬り』/✨

当作品を下記番組にてご紹介いただけることとなりました💐
ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」
放送日：2024年5月12日(日)午前10:00～11:35(内20分ほど)

🙇番組の都合により、一部内容が変更になる可能性がございます。予めご了承くださいませ https://t.co/CXvkt4Jj36 pic.twitter.com/DcLgYHOoW0

— kino cinéma 神戸国際（キノシネマ） (@kinocinema4) May 10, 2024

この物語のメインは「碁盤斬り」という名だけに「囲碁」常に存在している。

囲碁のルールがわかった方が楽しいかと言えば、そうとは思わない。

なにせ自分、囲碁さっぱりですから。

「柳田格之進」は囲碁がめっぽう大好きで腕もたつ。

そんな男がある碁会所で、一人の商人「萬屋源兵衛（國村隼）」と碁を打つ事になるのだが、やがて二人は碁を打つ事で少しづつ師弟のような友として距離が縮まっていく。

その二人が囲碁を打つ姿は、とても風流で心地よく…見入ってしまうぐらいの世界が広がる。

そして、その姿は美麗でもあり、真剣勝負でもあるのだ。