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数分間のエールを の映画感想(2024-6-15鑑賞)

数分間のエールを の映画感想(2024-6-14鑑賞) ネタバレなし映画感想

ポスタービジュアルのみで観てきました。

そして大当たりでした。

どんな年齢でも関係ない、ものづくりに夢を見続ける「クリエイター達」に向けたエールの物語。

泣けるアニメに悪いものはないと思います。

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MVのようなタッチの世界観


ヨルシカのMVなどを手掛けた映像制作チーム「Hurray!(フレイ)」が制作したらしく、全般的に映像やタッチがサラっとしたCG味あるアニメ―ションでした。

でもこの物語自体、MVがメインなのでコンセプトととしてもぴったり。

雨の夜に歌うシーンや、主人公がデジタルツールを使用しまるでVRやARで製作するようなシチュエーションは観ててもかっこいい。

きっと、今でも沢山のMVを手掛ける映像クリエイター達もあらゆる歌や歌詞を元に素敵な映像を生み出しているのだろうとワクワクさせます。

もしかしたら、この映画を観た事で映像クリエイターになりたいと思う人もいるのでは?

挫折の数だけ挫折がある


この物語の登場人物達は、

  • 大きな挫折をまだ知らない夢と希望と持つ者
  • 挫折を多くして諦めてしまった者

と境界を別つ話があり、これはまさに人生の分かれ道の一つでもある。

そんな自分も一クリエイターでしたが、もう諦めてしまった者です。

ですが、SNSをやってて感じるのは、世の中に沢山いるクリエイター達の存在です。

作品を見ては、これってどれだけの時間をかけて描いたのだろう。

ここまでの技術はきっと沢山の練習をしたんだろう。

いろいろ思わさせる沢山のクリエイティブに出会うことができます。

実際、凄いクリエイターを見てしまったら応援したくなりますよね。

そして例えどんな凄い人でもきっと生みの苦しみはあると思うんです。

才能があるかもしれない。

センスがあるかもしれない。

周りから言われた、そんなきっかけで追い詰められていく人達がこのアニメに登場します。

「誰かの為に作る」世の中のクリエイター達に送るエールがここに。


自分がいいと思ったものは、誰かに伝えたい。

その方法は数あれど、こうして自分がこの映画を推したいと思う気持ちと同様に。

主人公がいいと思った曲の為に、映像をつけて配信する。

そんな彼の想いは誰しもが思う推しへのエールだ。

ものづくりに限界はない。

挫折してもきっと、情熱があればまた立ち上がれる。

かもしれない。

それでも、尚エールを送るこの物語は観ればきっと背中を押される。

若い人だけではない。

どんな年齢でも誰かの心を響かせたいという「ものづくり」の気持ちが残っているのであれば、その情熱を再起してくれる素敵な物語だ。

それが例え数分間であっても。

というわけで今作、劇場で観るべきかどうかですが…

  • MVのように綴られる今時の映像でありながらも真が熱い物語。
  • 数分間のエールの主題歌、挿入歌が最高。
  • どのジャンルのクリエイターでも通じるものづくりロード。

そんな内容が気になる方は是非に。

以上くろいぬでした。

数分間のエール 公式サイトはこちら

 

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