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朽ちないサクラ の映画感想(2024-6-21鑑賞)

朽ちないサクラ の映画感想(2024-6-21鑑賞) ネタバレなし映画感想

どうも、くろいぬです。

「朽ちないサクラ」を観てきました。

自分原作は読まない人ですが、原作者があの柚月 裕子さん。

「孤狼の血」と同じ方なんですね。

孤狼の血 LEVEL2は、実質オリジナル作品らしいですが、どちらもハードな内容でした。

今でも「孤狼の血」の映画の続編も待ちわびております。

関連作品でないにしろシリアスな内容の「朽ちないサクラ」は個人的にツボでした。

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杉作 花が演じる泉の真相究明の物語

今やドラマや映画で人気の女優、杉作 花が主演。

この方、映画やドラマではコロコロと表情を変え好きな女優さんです。

映画では、「ブリーチ」や「無限の住人」のような漫画原作作品のヒロインを演じていたり、印象的なものといえば「市子」「52ヘルツのクジラたち」など重い内容のものもこなし、時には「サイダーのように言葉が湧き上がる」「屋根裏のラジャー」とアニメ声優も演じてたりします。

ほんと幅広い方ですね。

個人的な話ですが、今作の杉作 花の髪型や雰囲気が、自分の好きなアニメ「PSYCHO-PASS」の主人公、常守朱にそっくりなんですよねー。

実写化求める人間じゃないですが、是非実写化するなら杉作 花さんしかいないと思いますw

脱線しましたが、物語は全編シリアス路線。

笑う所が一つもなく、エンドロールを迎えます。

思えば「孤狼の血」もそうでした。

ですが、そんな物語だからこそ好きって人もいるかと思います。

ストーカー殺人、警察の不祥事、殺された親友


冒頭から、警察の不祥事から始まるこの物語は、まさに警察とはいえ勤めている者は所詮人間なんだと思わせるリアル感がよい。

ストーカー行為の被害届の受理を先延ばしにし、あげくその女子大生は殺され、そしてその件が報道に漏れてしまい署でなりやまぬクレームの電話。

この一連でやれやれと、クレーム対応する職員の姿に、警察も人間だし、そういうこともするんだろうなぁと心の中で呟いてしまった。

だが、なぜこの件が漏れてしまったのか。

後日主人公の泉は新聞記者である親友の千佳と会いリークした者のことで話し合うことになる。

実は数日前に慰安旅行の件が彼女にバレてしまっており、リーク元が千佳でないのかと問い詰めることに。

だが違うと突っぱねる千佳は、リーク元でないと泉に証明する為にストーカー殺人を追いかけるも、何者かに殺害されてしまう。

泉は、この事を後悔し自分が彼女を死に追いやったと自分を責めながらも、自らストーカー殺人を追うことになったのだ。

こんな流れなだけに、とにかく全体的に重い。重いといいながらも重苦しいというわけでもない。

それはなぜかと言えば、ベテラン刑事が二人がいたからです。

二人のベテラン刑事の存在が泉を救う

刑事でもない泉の行動に、ダメだと言いながらも手助けしてくれるこの二人。

先輩であり上司でありベテランでもある相棒役富樫を安田顕が演じており、優しさとまじめさがにじみ出て、ひょこっと現れては泉に優しい言葉をかけてくれる。

冷静でありながらも、遠くで見守る姿がいい!

そして、富樫の友人であり捜査一課長の梶山を演じる豊原功補もまたいい。

刑事の仕事に割り込んでじゃねえ!といいながらも、結局手を貸してくれる。

この物語は、このダンディ二人に背中を押され進んでいく主人公が最高なのです。

というわけで今作、劇場で観るべきかどうかですが…

くろいぬ
くろいぬ

スクリーンおススメ度数
4.0

  • 演技派が揃う見ごたえのあるミステリーが観たいなら推し。
  • 今話題の杉作 花をスクリーンで観たいなら推し。
  • 柚月 裕子原作作品を大画面で観たいなら推し。

気になる方は是非。

以上くろいぬでした。

朽ちないサクラ 公式サイトはこちら

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