どうもくろいぬです。
「ネムルバカ」劇場版を観てきました。
いやー面白かった。
監督は「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元監督。
原作は、石黒正数先生。
ついこの間、アフタヌーンで連載中の「天国大魔境」もアニメ化され大絶賛でした。
さらに過去を追えば、「それでも町は廻っている」も有名ですよね。
こちらも過去アニメ化済みです。
まだ観たことない人は、まずは原作やアニメを観てみることおススメしております。
「それでも町は廻っている」の原作とアニメはこちら
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「ネムルバカ」の原作と照らし合わせ

話は脱線しましたが、まずは原作との照らし合わせです。
ネムルバカの原作は、単発作品で一冊のみで読み切ることができます。
だからもし劇場版を観る場合は、先に読んでおいてもいいかもしれません。
尚、簡単に言えば、ほぼ最初から最後までかなりの再限度となっており、オチも同じです。
ただ、多少今の時代に合わせた内容にもなっており、原作の方が少し古臭さを感じることは否めません。
また、カットされてる部分も多少あったりします。
とはいえ、コンセプトは同じでこの作品で何を伝えたかった事は映像化でマシマシになっており、最後は泣いてしまうぐらいの没入感があります。
そして原作どおり、失踪から始まり、失踪でおわる。
あの最後のシャウトも、映画だからこその没入感なのかもしれません。
大学生達の日常の実写化。漫画どおりの登場人物達。そして追加キャラも…。
柚実とルカの日常の中で登場する、どこかに居そうな登場人物達。
今回の映像化では、漫画と同じ流れだけにだいたいのキャラが登場しております。
- 柚実の彼氏の田口君
- 柚実のバイト先の勘違い店員
- VHSセットを持参してくるオヤジ
- 謎すぎる田口君の友人、イヤフォンイケメン
- おしゃれなレストランのアート店長
- レコード会社の担当とプロデューサー
尚、劇場版では、オリジナルで登場しているキャラクターもいます。
それがバンドビートモスのメンバーです。
漫画の中では、ほぼ出てこないバンドメンバーですが、劇中では、むちゃくちゃよい味が染み出ているお三人が演じられており、これが違和感がない。
漫画を読み返し、やはり彼らが居ない事を確認するほど違和感がない。
そしてむしろこのバンドメンバーがいるからこそ、この劇場版に熱が入ったといってもいいのです。
実際考えてみればバンドは一人ではない。
ギターやベース、ドラムがあってこそのバンド。
ルカが単身デビューという設定上、バンドメンバーはどう思っていたのだろうか。
そういう気持ちを掘り起こしてくれています。
そして、ルカの存在感を増させたといってもいい改変。
最高じゃないすか。
「ネムルバカ」の元ネタあかしの場所が変更されていた
「ネムルバカ」はこの漫画のキモとなる楽曲名の事なのですが、この楽曲がどう生まれたのかが、漫画の場合では早めにわかるのですが、映画ですとかなり後々でわかることになります。
ですが、ラストにあるライブシーンの前にこの事を持っていくことで、じわじわとくるなんとも言えない気持ちで心がいっぱいになります。
ここはさすがだなと思いました。
しかも、ずるいことに阪元監督らしい、タイトルドンがまたにくい場所に出てくるのです。
ここでタイトルが出たー!の瞬間涙腺ぶっ壊れます。
柚実とルカのこれまでの生活がまるで走馬灯のように流れていくのです。
こりゃ実写化成功だわといわずにいられません。
ちなみに原作者である、石黒先生がX上でこうコメントしております。
ネムルバカ観てきました。
原作は知ってるばかりか何なら日本で5本の指に入るくらい詳しい自負があるのでストーリーは知ってたのですが、笑ったし最後は泣いたし、終わった後も先輩が歌うネムルバカが耳から離れず、家でサントラをかけながら仕事をしています。#ネムルバカ pic.twitter.com/dmSGf4oz04— 石黒正数 (@masakazuishi) March 22, 2025
原作者が前のめりに肯定しております。
しかも第三者目線的な感想で面白い!
だからこそ期待して観ていいと思います。
原作漫画
「ネムルバカ」は「ベイビーわるきゅーれ」の阪元監督の作風と相性が抜群だった
今作は以前、私が超推していた映画作品「ベイビーわるきゅーれ」の阪元監督が撮りました。
「ベイビーわるきゅーれ」は今では、年齢・男女問わずの人気作品。
けだるい日常系と、それに反する激しいアクションのギャップが萌える内容です。
その映画に登場する主人公、「まひろ」と「ちさと」のやりとりがかわいく、裏は殺し屋稼業という殺伐とした生業なのに、家に帰れば、表稼業のバイトの愚痴をおでんやお菓子を摘まんでダラダラと話す。
時には、switchでゲームをプレイしたり、時には配信動画を観てダラダラ寝る。
その、二人の日常が本当に最高なのです。
尚、主演を演じた、高石あかりさんと伊澤彩織さんも今では、映画、ドラマ、声優と大活躍。
当時はミニシアター映画として出発したものの、阪元監督作品と俳優陣はまたたくまに世間に広まりました。
そしてなにより、アクションがヤバい。
特にスタントパフォーマーである伊澤さんのアクションは本当に半端ないのです。
ラストに待ち受ける決戦は見ごたえがあります。
尚、アクション監督の園村健介は、今後公開予定の「ゴーストキラー」も担当するとのこと。
こちらも期待しております。
まだ観てない方は、是非「ベイビーわるきゅーれ」を観てほしいです。
2ベイビー、ナイスデイズ、そしてドラマ版とシリーズを通してハマルこと間違いないですよ!
「ベイビーわるきゅーれ」の円盤と配信はこちら
配信先一覧
尚、阪元監督はこのように映像化の事を語っております。
「ネムルバカ」原作漫画の空気をそのまま映像に閉じ込むことを目指し、それに加えて現代のワードやおもしろを詰め込んだ作品になっております。原作読んだ方も読んでなくても楽しめると思いますので、ぜひ劇場で見てほしいです!久保史緒里さんと平祐奈さん、本当に素敵です!3月20日公開! pic.twitter.com/ngN4nuHkBh
— 阪元 (@ashida10721) January 30, 2025
個人的には、原作を読むとより感動が増すと思います。
とにかく気になってる方は、劇場まで行ってほしいですね。
結論
今回の実写化は個人的には成功だと思ってます。
主演である、久保史緒里(乃木坂46)と平祐奈さんのやりとりは、まさに原作のまま。
気だるく、中身があるようでないような空気のような会話もまた阪元監督風味。
ラストに集約されるライブ映像は号泣もの。
そしてベイビーわるきゅーれの世界観が好きな方なら、なお刺さる今回の「ネムルバカ」
アリだと思います。
以上くろいぬでしたー。





