親しみから不穏に変化していく北欧式ヒトコワスリラー上陸。
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SNSの映画ファンの間でジワジワと話題になっていたのでさっそく鑑賞してきました。
劇場の受付でチケットを見せると入場特典なのか、はがきサイズのカードをゲット。
すでに不穏すぎる…
一人の少年がグレイヴ・エンカウンターズの幽霊ばりに口を開けております。
まさか鑑賞中、自分自身がこの顔になっているとは露知らず…。
この物語は、二つの家族がある場所で偶然出会い意気投合した後に再会する。
主人公であるビャアンとルイーセ夫婦は、パトリック夫婦の自宅にお呼ばれすることになるのだが、おもてなしとして料理を振る舞われ家族同士の交流を楽しむ予定であった。
だが…話している内に、お互いの生活ペースや習慣、そして子育てに至るまで少しづつ考え方の不一致が目につき始める。
最初は、ほんのささいな事だったのに口論するまでに…
人はそれぞれ考え方が違う。家族という形もそうだ…。 だが果たしてそうなのか?
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やがて鑑賞していく内に、二つの家族のそれぞれの考え方に同調したりそうでなかったりと頭の中で考え始める自分がいる。
だがこれこそ、この映画のホラーの核と言える部分。
それぞれの家族、それぞれの考え方があるよね…
いや…でもまて…果たしてそうなのか?
何かがおかしくないか?
疑問符が頭の中を侵食し、これから起こる最大級の謎に襲われ、あの入場特典のポストカードの少年のような顔になっている自分がいることに気が付くのだ。
そしてあの少年の存在こそ「謎の根源」だと気づかされる…。
とにかく…とにかく恐ろしい…。
親切心に心を許すも、その好意にやがて違和感を覚える…。
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人の好意を無碍にしてはいけない。
そんな当たり前の事ですら、この映画は狂気に変える。
その家に居てはいけない…。
これは、彼らにとっては「おもてなし」ではない。
自分の心の中で叫ぶ。
「早く逃げろ」と。
北欧のホラーはなぜこんなに怖いのだ…。
ちなみに、いくつか有名な北欧ホラー映画を以下にリンクしておきます。
気になる方は是非。
※配信期間は未定であり今後レンタルに移行、配信停止の可能性もあります。
アメリカでブラムハウスによるリメイクが決定。
正直、リメイク版がこれを超えることができるのか…。
それぐらい、ラスト15分の恐怖が脳裏に残っています。
何が起きて、どうしてそうなったのか理解できた時の戦慄は静かに静かに心にのしかかってくる。
今年のホラー映画は「胸騒ぎ」がイチオシとも言えるぐらいに怪作。
胸騒ぎではない。
これはすでに胸焼けだ。
というわけで今作、劇場で観るべきかどうかですが…
- もし近くで公開していればこの恐怖は絶対体験すべき!
- ミッドサマーばりの不穏が終始襲う。
- 米でリメイクされる作品の元ネタは外せない。
以上くろいぬでした。



